お通夜や告別式などの葬儀が終わると、亡くなってからちょうど四十九日めに四十九日法要を行います。お葬式が終わった後は白木の位牌を使用して供養をしますが、法要に備えて本位牌の製作を依頼しておく必要があります。
戒名を刻印する必要があるので、2、3週間は掛かるため、早めに注文をしておきましょう。近くの寺院で法要を行う場合もありますが、一般的には仏壇のある自宅で行うことがほとんどです。親族には電話で伝えることが多いですが、時間や日付などを間違えないようにハガキなども準備しておくと安心です。
四十九日法要は大変重要な儀式なので、僧侶に読経を依頼してから、遺族が順番にお焼香を行います。遺骨を納骨するためにお墓へ移動します。僧侶にはお布施はもちろんですが、遠方の場合は交通費なども準備しておきましょう。
僧侶が丁寧に読経を行ったり、白木の位牌から本位牌に魂入れなどの儀式も行います。住んでいる地域や宗派によっても多少の違いがありますが、一般的な流れになっています。僧侶の読経やお墓参りが終わった後は、遺族や親族で会食をするのが一般的です。
以前は自宅で行うことが多かったですが、現代は働く女性が増えていたり、マンションなどの狭い家で生活をしている人は、大勢の人に入ってもらえるスペースがないことが多いです。懐石料理などを味わえるお店を利用するのがポピュラーになっています。四十九日法要を予定している人は、早めにお店に予約を入れておきましょう。